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馬鹿女

2014/04/26 Sat 09:26

馬鹿女

《解説》
巨乳でタレ目でプリプリ尻の23才居酒屋アルバイト店員は貞操観念の欠片もなかった。
そんな馬鹿女に欲情する僕も、やっぱり馬鹿男だった・・・。




 本日最後のまぐろの刺身だった。
 それを注文する事が出来た常連の大下さんは、「今日はついてるなぁ」と店員たちに笑いかけながら、嬉しそうに醤油にわさびを溶かして待ちわびていた。
 まぐろの刺身は一日三十皿の限定商品だった。それだけを目当てに店にやって来る常連客も多く、あっという間に売り切れてしまうほどの大人気商品だった。
 しかし、そんな最後のひとつの限定商品を、またしても中島さんがやらかしてしまった。
 厚底サンダルをカポカポと鳴らしながらまぐろの刺身を運んでいた中島さんは、突然、右足首をコキっと挫いたかと思うと、大下さんのテーブルまであと一歩という所で、最後のひとつのまぐろの刺身を床にひっくり返してしまったのだった。

 中島さんというのは、先月からウチの居酒屋にバイトに来た鈍臭い女の子だった。
 女の子といっても、僕の一つ年下だから二十三才。もう立派な女だ。
 ドジでバカで鈍臭くてすぐ泣く。
 いつもケバケバしい化粧で誤魔化してるから素顔はわからないが、まぁ、決してブスではないと思う。全体的にポッチャリとして、オッパイも尻もぷるぷるしてるからオヤジ受けするタイプだろうと僕は思った。

「いい歳してギャルぶってるからだよ、あのバカ」
 食器洗浄機の中からピカピカに輝く皿を取り出していた僕の背後からそんな声がボソッと聞こえてきた。
「あんな厚底、今時履いてるヤツいませんよね」とまた別の声も聞こえてくる。
 バイトの遠山さんと田崎さんが、水の溜ったシンクの中に汚れた皿を一枚一枚流し込みながらボソボソと話していた。

「あいつ、中学ん時からイジメられてたんだよね」
 遠山さんが茶髪の脳天を長い爪先でカリカリと掻きながら囁いた。遠山さんの茶髪は、見た目はサラサラとして清潔そうだったが、しかし、頭皮は痒いらしく、いつも脳天をカリカリしていた。
「えっ、先輩、あの豚とおな中だったんですか?」
 現役女子高生の田崎さんが、爪楊枝のように細い目を懸命に開きながら驚いた。因みに、『おな中』というのは『同じ中学』という意味らしく、最近の高校生バイト組がよく使っている言葉だった。初めてその言葉を耳にした僕は『オナニー中毒』の事を言っているのかと思い、妙にドキドキしたものだった。

「中学も高校も一緒。そしてバイト先も一緒だなんて、ホント悪夢だよ」
 遠山さんは小さな顔を顰めながら吐き捨てた。
「あいつ、どうしてイジメられてたんですか?」
「バカだから」
「昔っからバカだったんですか?」
「バカもバカ。バカの王様。掛け算は6の段までしかできないバカ」
「えぇ! そんなんでよく高校入れましたね」
「だってウチらの高校はバカばっかだもん。男子はヤンキーばっかで女子はヤリマンばっか」
「じゃあ先輩もヤリマンだったんですね」
 そうケラケラと笑う田崎さんに、遠山さんは「言うよねぇ」と不敵に笑いながらシンクに溜った汚れた水を指先でピッピッと水を掛けたのだった。


             ※


 厨房の奥から「ごぉめんなさい」という中島さんの泣き声が聞こえてきた。
 店長が仁王立ちになり、その足下で中島さんが正座し、それを厨房のスタッフ全員がニヤニヤ笑いながら遠巻きに見つめていた。
 いつもの光景だった。この店は、閉店になると必ず中島さんの泣き声が響いていた。それはまるで、下校時間になると小学校のグラウンドに鳴り響く『ドナドナ』の音楽のように、どっぷりと落ち込まされる恒例行事だった。

「おまえ、今日と言う今日はマジに許さないからね。わかってんの?」
 店長は、皆に聞こえるようにそう言いながら、中島さんの正座する尻をサンダルの先で蹴飛ばしていた。
 僕はそんな光景を横目で見ながら、洗い物が溜っているシンクの水道を捻った。
 ドボドボドボっという音が、中島さんの泣き声と重なる。
 するとその音を聞きつけた店長が僕に向かって叫んだ。
「おい、松井、おまえ今日は洗いもんしなくていいよ、このバカ女にやらせっから」
 すかさず店長は、厨房にいたスタッフ達にも同じように叫んだ。
「おまえら今日は全員帰っていいよ。後片付けはこのバカ女一人でやらせようぜ」
 店長のその言葉にスタッフが一斉に「やったぁ!」と歓喜の声を上げた。
 すると中島さんも皆に釣られてニヤニヤと笑い始めた。泣きながら笑っている中島さんは本当にバカなんだと、彼女を見ながらそう思った。

 店の前にぶら下がる巨大な赤提灯がフッと消えた。玄関先に立て掛けてあるメニューが店内に運び込まれ、まるで漁船の大漁旗のような奇抜な暖簾が自動ドアの内側に掛けられた。
「お疲れさまでーす」
「お先に失礼しまーす」
 そんなバイト達の声が静まり返った店内に響くと、レジで売上げ計算をしていた店長が「おう、ご苦労さん」と答えていた。

 私服に着替えた僕が更衣室から出てくると、厨房の床をデッキブラシでゴシゴシと擦る中島さんと目が合った。
 シンク横のテーブルには洗い物が山のように溜っていた。
 洗い場担当の僕はそんな洗い物を見つめながら、こりゃあ優に二時間以上は掛かるだろうな、と、ふとシンクの前で足を止めた。
 手伝ってやろうかどうしようか悩んだ。時刻は午前一時を回っている。これを一人で片付けるのは確実に徹夜仕事だ。

 するとそこに帰り支度をした副店長がやって来た。シンクの前で立ちすくんでいる僕の心境を察したのか、「いいから、帰ろうぜ」と僕の肩をポンッと叩いた。
「店長! お先でーす!」
 レジに向かってそう叫ぶ副店長の背後に従い、僕も厨房から出た。
 ふと後を振り向くと、中島さんがミニスカートから伸びる太ももをボリボリと掻きながら、セッセとデッキブラシを掛けているのが見えた。

 裏口通路から通りに出ると、夜の街はまだ序の口だった。
「キャバクラ・ミクシィーでーす」と笑顔を振りまくキャバ嬢達が道行く人々にチラシを配っていた。酔ったサラリーマン達が汚れた路地をフラフラと遊泳し、通りの角ではダブダブファッションに身を包んだ若者たちが派手な女をナンパしていた。
 僕と副店長は、馴れた足取りでタクシーと代行の隙間をすり抜けながら駅に向かっていた。
 ふと副店長がカラオケでも行っか? と僕に振り向いた。が、僕は、体調が悪いのでと即決で断った。副店長の歌声はゴリラのイビキそのもので、確実に精神的苦痛を伴うのだ。

 そんな副店長と別れ、駅のバイク駐車場へ向かった。
 原付のシートの中からヘルメットを取り出そうとすると、ふと床に散らばる風俗のピンクチラシが目に飛び込んで来た。
『SMデリヘル・狂気の館』と書かれたチラシには、『殺す以外だったら何をしてもかまいません』というコピーがおどろおどろしい赤字で書かれていた。
 そのコピーを読んだ瞬間、ふと、大下さんに股間を弄られていた中島さんの悲痛な表情が目に浮かんだ。そして同時に、遠山さんの『掛け算は6の段までしかできないバカだから』という声が耳の奥で谺した。
 胸がゾッとするくらいに中島さんが可哀想に思えた。
(僕だって学校ではイジメられてたじゃないか……僕だって未だに二ケタの割り算ができないじゃないか……)
 そう呟いた僕は、取り出したヘルメットを再びシートの中に押し込んだ。そして、今来た道をとぼとぼと歩き出したのだった。

 ビル横の薄暗い裏口通路を進んで行くと、青いポリバケツがズラリと並んでいるのが見えた。
『飲め飲め道楽』と店名がマジックで殴り書きされたポリバケツの蓋は開いたままだった。
 ポリバケツの蓋が開いていると言うのは、まだ生ゴミを捨てていないという事だ。と言う事は、きっと今頃、中島さんは大量の洗い物と必死に戦っているのだろう。
 心が痛くなった僕は路地の足を速めた。

 不思議な事に店の裏口のドアは鍵が掛かっていた。
「えっ?」と眉を潜めながらドアノブを握る僕の頭に、天井からぶら下がる中島さんの紫色の顔がふと浮かんだ。
 幸い、僕は合鍵を持っていた。出勤が一番早い僕は店長から合鍵を持たされていたのだ。
 嫌な胸騒ぎを感じながらドアノブに鍵を差し込んだ。そして、恐る恐るドアを開けた瞬間、店長の声が奥から聞こえてきたのだった。

「バカはバカなりにバカとしての仕事をすればいいんだよ」

 そんな店長の声が聞こえて来るのは、厨房の奥にある男子更衣室からだった。
 また説教されているのか……と思いながら厨房を見渡すと、シンクの横のテーブルには山のような洗い物が手付かずのまま放置されていた。
 しょうがねぇなぁ……と、その洗い物をシンクの中に入れようとすると、突然、更衣室の中からなんとも奇妙な音が聞こえてきたのだった。

『カポ、カポ、カポ、カポ……』
 それは、まるで馬の蹄の音のようだった。
 そんな奇妙な音と共に、店長のいつもの説教が聞こえて来る。
「雇われる者は、雇う者に対して、それなりの利益をもたらさなきゃなんねぇんだよ。わかるだろ?」
 その言葉に中島さんの返事は聞こえてこない。ただ『カポ、カポ、カポ、カポ……』っという馬の蹄のような音が響いているだけだ。
「おまえは、俺様に利益をもたらせたか? もたらせてねぇよな? 利益どころか損ばかりさせてるような?」
 カポカポの音が一瞬止まり、中島さんの「ごめんなさい……」という、蚊の鳴くような声が聞こえた。
「そう思うんだったら一生懸命御奉仕しろ。バカはバカなりにバカのできる方法で俺様に利益をもたらせればいいんだ」
 中島さんが「はい……」と返事をすると、再び『カポ、カポ、カポ、カポ……』っという馬の蹄のような音が響き始めたのだった。

 何か異様な雰囲気が更衣室から漂っていた。
 これは普通の説教ではないと思った。恐らく、きっと、あの更衣室の中ではとんでもない事が起こっているのではないかと予想した僕は、気が付くと更衣室へ足音を忍ばせていたのだった。

 その光景を目にした瞬間、さっき駅のバイク置場で見た、『殺す以外だったら何をしてもかまいません』というピンクチラシのコピーを思い出した。
 僕の足は震えた。無意識に膝がガクガクと震え、同時に危険な卑猥感が僕の脳をねっとりと包み込んだ。
「ほら、ほら、もっと舌を使えよ。おまえはヤリマンなんだろ? いつも色んな男にこんな事してんだろ?」
 そう呟きながら、ペニスを銜える中島さんの顔を覗き込んでいる店長の目は血走っていた。
 頭を両手で押さえられながら、まるでオナホールのように顔を上下させられている中島さんは、『カポ、カポ、カポ、カポ』という音と共に、時折、『うぐっ、ごぶっ』と苦しそうな唸り声を上げていた。
 それは、恐らく店長が喉の奥にまでペニスを突き刺すからだろうと思った瞬間、『殺す以外だったら何をしてもかまいません』というピンクチラシのコピーが再び頭を過った。

 そんな中島さんの苦しそうな表情は、僕の胸を更に締め付けた。
 高校生の時、クラスのイジメっ子達から、強制的に野良犬のペニスを舐めさせられた経験のある僕は、今の中島さんの気持ちが痛いほどに伝わって来るのだ。
 が、しかし、そんな中島さんの様子に少しずつ変化が見え始めた。
 それは、店長のペニスを必死に銜えさせられる中島さんの手が、じわりじわりと自分の股間を弄り始めたのだ。
 その変化に気付いたのは僕だけではなかった。事務椅子の角に尻を乗せながらしゃぶらせていた店長も、すぐさまそれに気付いたようだった。
「おいおい、誰がオナニーしていいって言ったんだよ、勝手な事すんじゃねぇよ……」
 店長は足下の中島さんを見下ろしながらそう呟くと、ふいに中島さんの髪を鷲掴みにして、その口からペニスをカポッと引き抜くと、そのまま腕組みしながら中島さんに呟いた。
「てめぇ、俺様のチンポしゃぶりながら濡れてんじゃねぇだろうな。これは雇い主の俺様への御奉仕だろうがぁ、てめぇが感じてどうすんだバカ」
 そう言いながら、床にしゃがんでいた中島さんをサンダルの爪先で蹴飛ばすと、中島さんは体勢を崩しては床にドテッと尻餅を付いた。
「どれ、調査するからパンツ脱いで股開け。もし少しでも濡れてたら今月の給料な無しだ。いいな」
 店長がニヤリと笑うと、股をM字で開いたまま尻餅を付いていた中島さんは「お給料貰えなかったら携帯のお金が払えません」と、白痴丸出しの表情でイヤイヤと首を振った。
「いいからとにかくパンツ脱いでマンコ見せてみろ、処分はそれから決めてやる」
 店長のそんな言葉に、中島さんは床に座ったままパンツをスルスルと下ろし始めた。そして、脱いだそのパンツを広げて見ようとした瞬間、いきなりそれを店長に奪い取られた。
「なんだれ、小便洩らしたみてぇに濡れてるじゃねぇか。てめぇ、ふざけてんのか」
 店長はそう凄みながら、持っていたパンツを投げ捨て、ノーパンの中島さんの太ももを激しく蹴った。
 そんなパンツは更衣室のドアに当たるとそのままパサッと床に落ちた。
 それは、覗き見している僕のすぐ足下だった。

 開いたパンツのクロッチには、実にバカ女らしい汚れがじわじわと広がっていた。その汚れの広がり具合から見て、これは明らかに三日間は履き続けているだろうと、マニアじゃない僕の目から見てもそれがわかった。
 そんな黄ばんだシミの真ん中に、寸前に付着したと思われるヌルヌルとした潤いが見えた。やはり中島さんは店長のペニスをしゃぶりながらアソコを濡らしていたのだ。

「オナニーしてぇのかバカ女」
 店長は床で股を開く中島さんの股間を覗き込みながら乱暴に呟いた。
 戸惑いながらもコクンと頷いた中島さんを見て「ふんっ」と鼻で笑った店長は、「オナニーするのと、このチンポを入れて貰うのとどっちがいい?」と、その妙に細長いペニスを上下にしごきながら聞いた。
「……そっち……」
 中島さんは微かに頬を緩ませながら小さく呟いた。
「バーカ、嘘に決まってるだろ。てめぇのその病気だらけのマンコに入れるわきゃねぇだろ」
 店長は意地悪そうに笑うと、そのまま中島さんの髪を鷲掴みにし、再び中島さんの口に細長いペニスを突き立てた。
「オナニーしたらぶっ殺すからな!」
 そう叫ぶ店長のペニスを再びしゃぶり始めた中島さんは、まるで尿意を催すかのようにムチムチの尻をモゾモゾ動かしながら、再び馬の蹄のような音を奏で始めたのだった。

 それから数分後、店長はあっけなく中島さんの口内に白い液を放出した。
 苦しそうに口をモグモグさせている中島さんを見下ろしながら、「それ全部飲め。ちょっとでも吐き出したらクビにすっからな」と命令すると、素早くティッシュでペニスを拭き取り、そそくさとズボンを履き始めた。
 まるで苦い薬を飲み込むように、中島さんがゴクリと喉を鳴らすと、それを見届けた店長は、「ちゃんと後片付けやってから帰るんだぞ」と不敵に笑い、そのままロッカーの中のカバンを手にしたのだった。

 僕は咄嗟に厨房から出た。そして、静まり返ったホールへ足を忍ばすと、そのままテーブルの下に潜り込んだ。
 鼻歌を唄いながら出てきた店長の足音が、従業員勝手口へと遠離って行く。そんな足音を聞きながら、僕は固くなっている股間にそっと手をあてたのだった。

 しばらくしてテーブルの下から抜け出した僕は、再び足音を忍ばせては厨房へと向かった。
 厨房に中島さんの姿はなかった。まだ男子更衣室にいるようだった。
 僕は更衣室へ足を忍ばせた。そして、さっきと同じようにソッと更衣室の中を覗いた。
 案の定、中島さんはオナニーをしていた。しかも、誰のロッカーから持ち出したのか、男物のグレーのボクサーパンツを顔に押し当てながら自分の股間を弄っていた。
 そのボクサーパンツは、恐らく高校生バイト組の篠原君のパンツだった。
 篠原君というのは、『ゴミ箱』というニックネームを付けられているくらいに不潔な少年だった。もちろん、そんな非人道的なニックネームを付けるのは店長以外の何者でもない。
 篠原君は痩せているくせに凄まじい汗っかきだった。だからいつもロッカーに着替えを用意しており、少しでも汗臭くなれば、店長に気付かれないうちに素早く着替えていたのだ。
 だから篠原君のロッカーには、いつも汗臭いTシャツや下着が大量に押し込まれていた。中島さんは、その酷く汚れた使用済みボクサーパンツを一枚抜き取り、それをネタにオナニーをしているのだった。

(へ、変態だ……)
 僕は、ボクサーパンツの股間部分をペロペロと舐める中島さんを覗きながら背筋を凍らせた。しかし、そう思う反面、なんともいえない気味の悪いエロスが僕の胸をムラムラと騒がせ、不思議な性的興奮が闘争心を湧かせた。
(強姦するか……)
 僕は強烈に固くなっている股間を握りしめながら自分に問い質した。
 きっと今の中島さんなら何の抵抗もなく僕を受け入れるだろう。となれば、それは強姦ではなく和姦だ。中島さんに訴えられる心配はないのだ。
 僕はそんな事を考えながら、気が付くとズボンからペニスを捻り出していた。
 僕のペニスは凄まじく逞しかった。店長のあの細長いペニスと比べれば、まさに金魚と錦鯉ほどの差があった。
 巨大なペニスをがっしりと握りながら、きっとコレを見せれば中島さんはしゃぶりついてくるだろう……と、その時の光景を想像しながらペニスを上下にしごいた。
 しかし、僕の足は一向に踏み出そうとはしなかった。
 そう、僕は病的なほどに気が小さかった。そんな僕だから、学生時代はいつもイジメられ、野良犬のペニスを舐めさせられるという猟奇的なイジメまでされるほどだった。
 そうやって僕が踏み出せないままモジモジしていると、中島さんは篠原君のボクサーパンツを性器に激しく擦り付け始めた。
 そして、まるで獣が唸るかのような声を上げながら、ピーンッと伸ばした両脚をヒクヒクと痙攣させると、そのままエクスタシーに達してしまったのだった。

 イった後の中島さんの行動は早かった。まるでいつも篠原君のロッカーを漁っているかのような手際の良さで、瞬く間に篠原君のロッカーを元通りにしてしまった。
 そんな中島さんの素早い行動を覗いていた僕は、まんまとイキそびれた。中島さんが、両脚をピーンと伸ばし、篠原君のボクサーパンツを性器の中に捻り込んだ瞬間でイクべきだったのだ。しかし、そのシーンがあまりにも劇的だったため、ついついそれに見とれてイキそびれてしまったのだった。
 不完全燃焼のまま、我慢汁が溢れるペニスをズボンの中に押し込んだ。
 このまま帰って、ネットの無料動画でも見ながら目標を達成しようと、その場をソッと去ろうとすると、不意に更衣室から「誰かいるんですか?」という中島さんの声が聞こえ僕の足を止めた。
 気の小さな僕はそのまま逃げ出す事も出来ず、その場で金縛り状態になってしまったのだった。



 深夜の厨房は冷蔵庫の音だけがただひたすらに響いているだけだった。深夜の運動会を邪魔された巨大ゴキブリ達が、厨房を清掃する僕と中島さんを冷蔵庫の下から恨めしそうにジッと見つめ、そこからピーンと突き出した無数の触覚がまるで有刺鉄線のように刺々しかった。
 僕は一言も喋らないまま、無言で食器棚を拭いていた。
 中島さんは、洗い場に立ちながら、十分に一度の割合で「ごめんなさい」と「ありがとう」を交互に繰り返し呟いていた。

 なぜ、僕が中島さんを助けてあげるのか、自分でもわからなかった。確かに、僕もイジメられっ子だった為、イジメられる者の気持ちは痛いほどわかる。だから、そんな気持ちを察した僕は駅のバイク置場からここに引き返してきたのだ。
 が、しかし、さっき見たあの光景は、一概に『イジメ』とは言えなかった。あれはまさしく、イジメられている事に喜びを感じるマゾヒストであり、このイジメ劇は店長と中島さんの変態SMプレイに過ぎないのである。
 ふと、そう気付いた僕は、食器棚の下の引き出しをせっせと拭き掃除しながら、いったい僕はどうして彼女の手伝いなんかしているんだろう、と、そればかり疑問に思っていたのだった。

 食器棚の下の引き出しを拭き終えた僕が、そこにしゃがんだまま、このまま黙って帰ってしまおうか、と考えていると、不意に中島さんが「ごめんなさい……」と言いながら箱型脚立の上に乗り、食器棚の一番上の棚に大皿を入れようとした。
 その皿は、店長いわく伊万里焼きというとても高価な皿らしく、洗い場担当の僕は、もしその皿を割ったら一ヶ月ただ働きだといつも言われていた。
 そんな高価な皿を、あの鈍臭い中島さんがフラフラしながら一番上の棚に収納しようとしている。もし割ったら僕の責任になってしまうのである。
 焦った僕が立ち上がろうとすると、ふと、脚立の上で背伸びをしながら食器棚に皿を入れようとする中島さんのスカートの中が僕の目に飛び込んで来た。

 おもわず「ふっ」と鼻から息を噴き出してしまった。
 なんと中島さんは、さっきパンツを脱いだままの、まだノーパン状態だったのである。
 立ち上がろうとしていた僕はそのまま腰を屈めた。そして、今拭き終えたばかりの棚を再び拭き始めると、ノーパンのスカートの中をローアングルで覗き込んだのだった。

 まるで『もずく』のようなその陰毛は、毛先部分がネトネトと光り輝いていた。それはまさしくいやらしい汁であり、その汁は太ももの内側まで飛び広がっては白くカピカピに乾いていた。
 僕は興奮を抑えきれず、そこを覗き込んだまま再び固くなった股間を握りしめた。
 しかし、残念な事に背伸びをする中島さんの股間はピタリと閉じられていた。ムチムチの太ももが邪魔をして、肝心の陰部を見る事が出来ないのである。
(開け、後もう少しだけ開いてくれ……)
 そう念じながら、ズボンの上からコリコリに固くなった亀頭を指先で擦った。
 すると、そんな願いが通じたのか、「よいしょっ」と呟いた中島さんのピーンッと伸びていた両膝が少しだけ緩んだ。
 太ももの隙間から真っ黒なワレメがチラッと見えた。ワレメは、ねちゃっと粘着性の輝きと共に、その分厚い唇を卑猥に歪ませていた。
(ま、まだ濡れてる……)
 そう思った瞬間、ふと、足下を見下ろしていた中島さんと目が合った。中島さんは僕と視線が合うなり、猫が甘えるような声で「んふっ」と小さく微笑んだのだった。

 二人は無言のまま男子更衣室に雪崩れ込んだ。
 中島さんの身体をロッカーに向けて突き飛ばすと、ガシャンっと鈍い音を立ててロッカーに体当たりした中島さんは、そのままロッカーに張り付いたまま、またしても「んふっ」と笑った。
「な、何が可笑しい……」
 僕は中島さんの背中を見つめながらズボンのベルトに手をやった。
 カチカチっというベルトの金具の音が、狭い更衣室に谺した。中島さんはゆっくりと僕に体を向けると、ロッカーに凭れながらジッと僕を見つめ「私とヤリたいんですか?」と、舌っ足らずな声で囁いた。
「ヤ、ヤリたいのはおまえのほうだろ……ほら……」
 そう声を震わせながら、僕は完全勃起したペニスを中島さんに向けて突き出した。
 優に十九センチはあるその逞しいペニスを目にした中島さんは、「うそっ……」と呟きながら目を丸くした。そして、震える手をゆっくりとペニスに伸ばしながら「触っても……いいですか……」と、荒い鼻息をスーハーさせた。
 中島さんがペニスをガッツリと握ったと同時に、僕は中島さんの胸を鷲掴みにした。どっしりと重い巨乳が僕の手の平の中でむにゅむにゅと踊る。
 中島さんは肉棒を力強く握りしめながら、「ごめんなさい……」とその場にしゃがんだ。そして、一瞬僕の目を不敵に見上げながら、蛇のように長い舌をべろっと突き出すと、まるで舌で亀頭を包み込むかのようにして僕のペニスを飲み込んでしまったのだった。

 さすがヤリマンだけはあり、実に卑猥なフェラだった。
 巨大な肉棒を口一杯に頬張りながら、顔を上下に揺らし始めると、じゅぶっじゅぶっという濃厚な音が唇から漏れ始めた。
(店長のチンポは細かったからカポカポと馬の蹄のような音がしたんだな)
 ふとそう思うと、快感よりも先に笑いが込み上げてきた。

 肉棒を隅から隅までしゃぶり尽くし、更には股の中に顔を突っ込んでは金玉や太ももの付け根まで舌を這わせた中島さんは、店長の時と同じように自分の股間をくちゃくちゃと弄っていた。
 そんな中島さんを見下ろしながら、僕は本気で悩んでいた。
 このまま中島さんの膣にペニスを挿入したい。しかしコンドームを着用しないまま挿入して性病がうつされやしないだろうか、と。
 しかし、そんな迷いは一瞬にして消え去った。
 しゃがんだままオナニーする股の中を、モロに見せつけられた僕はもう迷う暇もないくらいに激しく興奮してしまったのだ。

(バカ女……)
 そう呟いた僕は、店長がやってたようにその茶髪を鷲掴みにすると、唾液でヌラヌラに輝く中島さんの唇からペニスを引き抜いた。
「入れて欲しいか?」
 僕は傲慢に中島さんを見下ろしながら呟いた。
「お願い、入れて」
 そう囁きながら、中島さんは僕に見えるようにして膣の中に指を四本挿入した。
 そして、「オマンコをぐちゃぐちゃにして」や「中で出してもいいよ」などと挑発的な言葉を繰り返しながら、その四本の指をジューサーミキサーのように掻き回した。
 僕はそんな過激な光景を見つめながら服を脱ぎ始めた。すると中島さんも僕の真似をして服を脱ぎ始めたのだった。

 全裸になった二人はタコが絡み付くようにして抱き合った。
 僕の胸の中で巨乳が潰れた。この身体を今まで何百人の男達が弄んで来たのだろうと思いながら巨乳に顔を埋めると、不意にワキガのような汗臭さが僕の顔を包み込んだ。
 更衣室のカーペット床に押し倒すと、中島さんは自ら両脚をカエルのように大きく開いた。そして、僕のペニスをガッシリと握りしめると、自分の陰部にテニスボールのような亀頭を擦り付けた。
 ぴちゃ、くちゃっ、という卑猥な音が互いの股間で鳴り響いていた。僕は、これでもう性病は感染してしまったのだろうかと心配になりながら、カーペットの床に爪先を立てては、中島さんの股間に腰をグイグイと押し付けた。

 ヌルッと亀頭が吸い込まれた。クリトリスを指で転がしていた中島さんは、挿入と同時に「ひぃ!」と引き攣った声で叫んだ。
 両脚を肩に抱え込みながらズズズッとペニスを根元まで押し込む。「あぁぁぁぁぁぁ」と呻く中島さんが僕の身体にしがみつき、そのまま僕の口に舌を押し込んでは気が狂ったかのように舌を吸い始めた。

 それは、今までに経験した事のない凄まじいセックスだった。
 まさに動物と化した中島さんは、ただただひたすら本能のみに身を委ね、僕の巨大なペニスの摩擦力に踊らされていた。
(す、凄い変態セックスだ……これは、病みつきになってしまいそうだ……)
 そう思った瞬間、擦れるペニスに鋭い快感が走った。あっ、いくっ、と小さく呟く僕の耳を、中島さんはレロレロと舌で転がしながら「中で出して」と囁いた。
(バ、バカ女……)
 うっ! と眉間にシワを寄せると尿道に精液が走った。
 びゅっ、びゅっ、びゅっ、と凄い量の精液が中島さんの膣の中に迸った。
(バカ女に……中出し……)
 そんな言葉を脳裏に巡らせながら、僕はその少しワキガな彼女の腕の中にぐったりと身を沈めたのだった。


 ふと気が付くと、更衣室の窓の向こう側からカラスの声が聞こえてきた。
 そろそろ夜が明ける。
 そう思った僕は、生温かい膣の中からペニスを抜き取った。
 ドロドロの白い液体がペニスにまとわりついていた。強烈な『あたりめ』の香りと、栗の花の香りが互いの股間からプ〜ンっと漂ってきた。
 一刻も早くここから逃げ出そうと、ゆっくりと身体をあげると、すかさず中島さんが僕の股間に顔を埋めた。
(嘘だろ?……)
 その精液でドロドロに汚れたペニスにしゃぶり付くバカ女を見た僕は、背筋がゾゾゾっと寒くなった。
「次は私が上になるね……」
 そうニヤリと笑った中島さんは、まさにバカ女を絵に描いたような幼稚な顔をしていた。
 いつしかペニスが甦っていた僕は、そのままゴロリとカーペット床に寝転がされた。
 中島さんが僕に背を向けたまま腰の上に跨がり、もぞもぞと腰を動かしながらペニスを膣に誘導した。
 中島さんの浮き上がった背骨を見つめながら、バカってのは楽な生き方だな、とふと思った。
 そんな馬鹿女に欲情する僕も、やっぱり馬鹿男だった。

(馬鹿女・完)




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